〜ある日の孫家in地球〜

悟天「ねえ、そういえば、おとうさんには、おにいちゃんとか、弟とか、いないの?」
悟空「オラ、じっちゃんに拾われたからなあ、いねえなあ」
悟天「えっ、拾われたって、どういうこと!?おとうさん捨て子だったの!?」
悟空「ん、知らなかったのか?」
悟飯「そういえば、悟天には話してませんでしたね」
悟天「どーいうことっ!?」
悟空「オラはあかんぼのころになー……」
悟飯「(あれ?でも、お父さんに兄弟って、いなかったっけ…?)」




〜孫家鑑賞中in地獄〜

ラディ「この兄を忘れたかカカロットオオオオ!!!(涙目)」
バダ「完璧に忘れられてんな…」
タレ「おまえ、いなかったことになってるぜ」
ラディ「くっ、なぜだ…!はっ、まさか、また頭に強いショックを受けたのか!?そうなんだな!?」
バダ「誰がどうやったら、いまのカカロットに記憶を失うほどの衝撃を与えられるっつうんだ、このバカ息子が」
タレ「しっかしヤツの場合は、本気で忘れてるのか、覚えちゃいてもスルーしてるだけなのか、読めねえよな」
ラディ「(両手で耳を塞ぎながら)二度も頭を打つとは…!カカロットのおろかものめ、なんということだ!」



悟飯「あっ、思い出した!おとうさん、お父さんに兄弟っていたじゃないですか!」
悟空「だれのことだ?」
悟飯「ほら、あの、なんというか、あの…、あの人ですよ!ボクを誘拐して」
悟天「ゆうかい!?」
悟飯「おとうさんを苛めてた人ですよ!」
悟天「いじめてた!?」
悟空「いたっけ、そんなヤツ」
悟飯「いましたよ!ボクもよく覚えてませんけど、すごくイヤな感じの人で、最後はピッコロさんに倒されたって聞きましたよ?」
悟天「ろくでもないひとだったんだね…」



ラディ「 ──── !!!」
バダ「……死んだか」
タレ「灰になったな、もとから死んでるのに」



悟空「ああー、そういやそんなヤツも、いたようないないような」
悟飯「でも…、あの人も生きていたら、もしかしたら、仲良くなってたかもしれませんね、ベジータさんみたいに」



ラディ「ふはははははっ!!悟飯ー!お前は伯父さんの誇りだぞー!!」
バダ「オイ、あいつはマジでオレの孫なのか!?人がいいにも程があるだろ!むしろ本当にカカロットのガキか!?」
タレ「地球人の血半端ねえな…!」



悟空「ははっ、そりゃねえだろ。そもそもホントにオラのアニキだったかもあやしいし」
悟飯「えっ、そうなんですか?」
悟空「だってよう、ほんとに兄ちゃんだったら、弟の子供を攫ったりしねえだろ。おまけに、まだ四歳だったおめぇが、ちょっと攻撃しただけで、おめぇまで殺そうとしたんだぞ。うん、ないない。いくらなんでも、本物の兄ちゃんだったら、四歳の悟飯を殺そうとするはずねえって。可愛い盛りだったんだぞ」



ラディ「お、オレだって、カカロットが大人しくオレに従っていれば、甥っ子を可愛がってたんだ…!可愛がって可愛がって、ラディッツ伯父さんだーいすき(はぁと)なんていわれちゃってたはずなんだ…!!」
バダ「バカいえ。お前の戦闘力じゃ足手まといにしかならねえだろうが。むしろオレが生き残っていたら、おじいちゃん、ときどき遊びに来ていいですか?って上目遣いに聞かれてたろうになァ…惜しいことしたな…」
タレ「なあ、おまえら。虚しくならねえか?」










オチなんてものは気にしないでください。地獄から見てるよ☆その2話です。しかしこれ、盗み見…げふんげふん。き、気にしない方向で!