「えー、リスナーの皆さん、こんばんは、現在惑星ベジータで絶賛好評発売中『月刊SAIYA』のミニコーナー、『スーパーサイヤ人のお悩み相談室』、ラジオ出張所です。第一回のDJは初代スーパーサイヤ人の息子である孫悟飯と」
「兄ちゃん、硬い!硬いよ!リラーックス!あっ、弟の悟天デース」
「おっすオラ孫悟空〜」
「お父さんっ!少しの間ですから、もうちょっとやる気のある声でお願いします(ひそひそ)」
「んなこといったってよ〜(だるだる)」
「ていうかさあ、『スーパーサイヤ人のお悩み相談室』って、父さんが相談に乗るってことになってるけど、あれ全部、回答考えてるの兄ちゃんじゃん?」
「うん、まあ、お父さんだと一言で終わって紙面が埋まらないって、出版社の人に泣きつかれたからな…」
「父さんいらなくね?」
「なんてことをいうんだ、おまえは!お父さんに謝りなさい!」
「なあ、オラ、帰っていいか?」
「だっ、ダメですよ!これ一応、お父さんが答えてることになってるんですから!(ひそひそ)」
「あ、じゃあオレ帰ってもいい?デートの予定がさー」
「来月からおまえの小遣い全額カットでもいいなら帰りなさい」
「すいませんでした、オニイサマ」
「……兄ちゃん一人じゃ間が持たないんだよ」
「わかったわかった、悪かったよ。じゃあさくっといこうぜ、はい、一枚目のハガキ!」
「えーっと、惑星ベジータにお住まいの、『父親と距離を置きたいTさん』からのおたよりですね。お悩みは、『もういい年になるのに、自分の名前に超をつけて、スーパー○○○○だ、などと自称してしまう父さんをどうにかしてください。PS.切実です』との、こと、です…………」
「……………………」
「……………………………」
「へえ、ベジータみたいなヤツがいるんだなあ」
「うわああ、おとうさんっ!!」
「父さんそれいっちゃダメえええ!!!」
『ピー、ピー、ピー。ただ今、公共の電波にのせるには不適切な内容が含まれたため、一時的に放送を中断しております。どうぞご了承ください』
「……あ、もどったよ、兄ちゃん!」
「戻ったか、よかった〜」
「おっ、これ、なかなかいけるぞ(もぐもぐ)」
「(悟空のマイクをさりげなく取り上げつつ)えっと、さっきのおたよりだけど、どう思う、兄ちゃん?」
「えっ!?あ、ああ、そうだな……そんなに、気にすることないんじゃないかな…?」
「(兄ちゃんアドリブ弱いからなあ)うーん、じゃあ、もしオレたちだったらどうする?」
「ボクたちだったら?」
「もし父さんが、いきなり自分の名前にスーパーをつけたら……」
「スーパー孫悟空、か……」
「…微妙だね……」
「すごく微妙だな……、あ、でも、スーパーカカロットなら!」
「オッス、オラスーパーカカロット!って?」
「ゴメン悟天、兄ちゃん今すごく泣きたくなった」
「えー、『父親と距離を置きたいTさん』へ、オレから一言、諦めろ!人生諦めが肝心だよトランクスくん!オレだって兄ちゃんがグレートサイヤマンのポーズを取るたびに死にたくなるけど、なんとか今日も生きてます!トランクスくんも頑張れ!」
「悟天、あとで兄ちゃんとお話しようか。二人っきりで」
「わあ、兄ちゃんのアルティメ化久しぶりに見たよ〜って、その状態で殴られたら死ぬからなオレ!マジで死ぬから!!ちょ、たっ、助けてー!!助けてトランクスくーん!!」
「では、今週のお悩み相談室を終わります。Tくんは強く生きてください。それではまた来週!」
「トランクスくん助けてええええ!!!つか父さんはどこにいったんだよ息子の生命の危機にイイイイ!!!」
(ずりずりずりずり、ばたん)
改を見ててふと思いついたネタ。孫兄弟を書くのがすごく楽しかった!(笑)